Ryzen 7 3800Xを買いました & Ryzen 7 1800Xと比較
2019年の7月7日に発売が開始された第三世代のRyzen
今回はその中でRyzen 7 3800Xを購入しました。
本当は3700X買うかって感じでしたが、店頭に行ったら品切れだと思っていた
3800Xがあったので衝動買いしてしまいました。
3800Xは同世代の中で最もベースクロックが高い製品です。
ターボは3900Xに100Mhz劣りますが、高いシングルスレッド性能が期待できます。
その代わりにTDPは一つ下の3700Xの65Wから40W増えて105Wになっています。
3800XにはWraith Prism with RGB LEDという発光する
トップフロー型のCPUクーラーが付属します。
Intelの申し訳程度のクーラーとは違い、ヒートパイプが4本
直接接するタイプとなっており、ある程度の冷却能力があります。
とはいえ3800XのTDPは105Wと高めなので4000円程度のサイドフロー型が
あると良いかと思います。
今回は3800Xに換装する前に使っていたCPU Ryzen 7 1800Xと
簡単に性能比較をしていきます。
注意点が一つあり、この比較では可能な限り環境を同じにしようと思いましたが
3800Xが元々使っていたマザーボードX370 XPOWER GAMING TITANIUMで
全く安定せず使えませんでした。
そのため1800XのベンチなどはX370 XPOWER GAMING TITANIUM
で行っていますが、3800XはROG Strix X570-F Gamingで行っています。
X370 XPOWER GAMING TITANIUMは
最新のベータ版で第三世代Ryzenに対応させた1.MMにしましたが駄目でした。
同マザーで第三世代Ryzenを使う方は注意してください。
■環境
・マザーボード(1800X):X370 XPOWER GAMING TITANIUM
・マザーボード(3800X):ROG Strix X570-F Gaming
・メモリ:corsair dominator platinum DDR4-2933Mhz 16GB×2
・グラフィックカード:Radeon RX 5700XT(リファレンスデザイン)
・ドライババージョン:19.7.1
・ストレージ:960EVO 500GB
・Windows10 1903
CPU スコアが1800Xの8023から9797に1.2倍程度スコアが上がっています
■CINE BENCH R20
3378→4755と1.4倍性能が向上しています。
■ 漆黒のヴィランズ ベンチマーク - ファイナルファンタジーXIV
解像度はフルHDでグラフィックは高画質で実施しています
14321→から16605と1.15倍の伸びを見せています。
■HW Monitorによる消費電力比較
3800X:139W
1800X:127W
10WのTDP差がそのまま出たような数値になっています。
クロックが上がったことで消費電力にもっと差が出るかと思いましたが
規定内に収まった形です。
■感想など
1800Xから3800Xに更新しましたが順当にスペックが上がりよかったです。
本来であれば第二世代の2700Xを加えて確認できれば良かったですが
手持ちがありませんでした…
ただし性能が上がったとはいえ同じ8コア同士のため
私のように1800X使っている状況で5万円近く出して更新する価値が
あるかと言われると微妙なところです。
それよりも前の第七世代のCore i7やFX 8000系を使っている人は
3800Xに更新すると恩恵を感じられるかもしれません。
ちなみにえっちげーとツイッターくらいしかしない僕に
今回の更新はまったく恩恵がありませんでした…
また別の機会でROG Strix X570-F Gamingについて書いていきますので
よろしくお願いします。