Radeon RX 5700 XTを買ってきた話
7月7日にAMDは新しいグラフィックカードRadeon RX 5700と5700Xを
発売しました。
特徴としてRadeonⅦに続く7nmプロセスで製造されていること
これまで使われていたGCNではなくRDNAアーキテクチャを採用している
事などが挙げられます。
そして今回2種のうち上位であるRadeon RX 5700XTを購入しました。
理由としては単にぼくがRadeon好きだから勢いで買っちゃったというだけです。
ブロワーファン付近のへこみはエアフローを良くするためのものだそうです。
稼働時です、横のRadeonというロゴが発光します。
それ以外に光要素はありません。
カードを分解してみました。
GPUと接触しているヒートシンクはヴェイパーチャンバーが用いられているのが
確認できます。RX 480のリファンレンスクーラーはただの銅ベースだったので
それと比べると冷却能力は高そうな印象を受けました。
まあ見た目はともかく実際冷却能力はどの程度なのか計測してみました。
何もしていない状態とベンチマークを30分ほどループさせた際の最大温度を
記載します。
低負荷時:45℃
負荷時:91℃
端的に言って冷えは良くないです。
これは100%の負荷が長時間続くテストの数字なので、実際のゲームプレイ中は
もう少し低温になるかと思いますが、もう一歩欲しいところです。
音に関してですが何もないときはファンが700rpm程度で回り音は気になりません
高付加時は2100rpm程度で回転し当然それなりの音がします
静かと言う事はないでしょう。
・感想的なもの
前世代では競合との性能差がかなり開いていましたが、今回の5700Seriesで
五分五分くらいには差を縮めることが出来たような気がします。
コスパも良いためグラフィックカードを選ぶ際の選択肢にちゃんと入るように
なったと思います。
ただ今はリファレンスデザインのみなので、冷却性能や静音性を
重視する場合オリジナルの登場を待つべきでしょう。
私もASUSの3連ファンモデルが出たらそちらに乗り換えたいです。
・追記
オリファン5700XT買いました